ECサイト運営はとにかくリソースを消耗します。やることが多すぎて、やるべきことが全くできていない状態ではないでしょうか?🙄
とくに自社ドメインECサイトと、楽天・amazon・Yahooショッピングなど様々なプラットフォームでも販売していると、日々の注文対応、在庫管理、商品発送業務、カスタマーサポートだけでかなりのリソースが必要になります。非常にもったいないです😔
たくさんの注文を受け入れられる体制を作らないと、無理してマーケティング活動を行って注文が殺到してしまっては、さばき切れずにミスやトラブルの連発で、作業が倍増していしまいます😫
今回はOMSを導入することでEC運用業務のリソースを大幅に削減するお話です。
受注管理システムのメリット
OMSを導入することで、自社ドメインECサイトと、amazon、楽天、YahooショッピングなどECモールの注文管理や在庫管理、商品管理を一元化することができます。
それにより得られる大きなメリットを4つあげます。
- 大幅なリソースの削減
- ミス・トラブルの軽減
- 大量注文への対応
- 正確な在庫状況の把握
大幅なリソース削減
これまで自社ドメインサイト、ECモールにそれぞれ専任をアサインしなくてはならないような状態でも、注文対応、在庫管理をまとめて1人でも対応できるようになります。
OMSを介してWMSと連携させることで、毎日発生する受注から出荷指示まで自動化することもできます。
ミス・トラブルの軽減
たとえば在庫がわずかな商品を、自社ドメインECサイトや複数のECモールで販売するような状況だと、在庫状況を同期できないため、こまめに管理しないと欠品している商品の注文を受けてしまいます。
一度ミスやトラブルが発生すると、顧客とのコミュニケーションや返金処理などトラブル対応に大幅なリソースを奪われてしまいます。このような事態を可能か限り減らすために業務の合理化が不可欠です。
大量注文への対応
自社ドメインECサイトや楽天やamazonなどからバラバラと注文が入ってきて、それぞれのプラットフォーム別に顧客対応をしていてはとても大変です。ただでさえ大変な中で大量に注文が入ってこようモノなら人でも必要となりチェックや確認もしっかりと慎重に行わねばなりません。
ECサイト、楽天もamazonなどのプラットフォームも、商品管理、在庫管理、注文管理を一元化し、倉庫管理までWMSへ連携させて、合理化できることは徹底的に合理化することで、大量注文をドンドンさばける体制が出来上がります。
正確な在庫状況の把握
過剰に在庫を抱えれば倉庫のランニングコストがかさみ企業の資金繰りを圧迫します。反対に在庫不足による欠品は販売の機会損失を招きます。したがって、在庫は多すぎても少なすぎてもいけません😣よって、在庫管理の最適化は必須事項だと言えるでしょう。
そのような中、OMSを導入することにより在庫状況をリアルタイムで把握できるようになります。
受注管理システムのススメ
全てのプラットフォームを一元管理できるOMSの紹介です。
運営のリソースを、マーケティングのリソースに回しより多くの注文を獲得し、対応を行えるようにしましょう😊
対応状況
2021.06.30時点のホームページで開示されている対応状況を簡単にまとめてみました。詳しくは各メーカーに問い合わせください。
LOGILESS | NEXT ENGINE | CROSSMALL | |
---|---|---|---|
Shopify | 受注、在庫 | 受注、在庫 | |
MakeShop | 受注、在庫 | 受注、在庫、商品 | |
BASE | 受注、在庫 | 受注、在庫 | |
STORES | |||
ec being | |||
EC CUBE | 受注、在庫 | 受注、在庫 | 受注、在庫、商品 |
楽天 | 受注、在庫 | 受注、在庫、商品 | 受注、在庫、商品 |
amazon.co.jp | 受注、在庫 | 受注、在庫、商品 | 受注、在庫、商品 |
Yahooショッピング | 受注、在庫 | 受注、在庫、商品 | 受注、在庫、商品 |
ヤフオク | 受注、在庫 | ||
ZOZOTOWN | 在庫 |
参考サイト:LOGILESS
参考サイト:NEXT ENGINE
参考サイト:CROSSMALL
まとめ
OMSで合理化できる作業は合理化し、マーケティング活動に人的リソースを回しましょう。日々の注文対応やトラブル対応に追われていては、マーケティング活動など打つべき次の一手を打つことができません。
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