インターネットから情報を消す方法。技術的な対応から法的手段まで。

WOM・クチコミ
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今日はGoogleでの検索順位を上げる話ではなく、Googleから検索されなくする方法の話です。

自社サイトの場合、他社サイトの場合、法的手段を使うケースに分類してまとめたので、必要な目次をクリックしてご活用ください😎

自社サイトの情報をGoogleから消す。

自分のページを抹消します。自分のページなので自由に消せますが、Googleに情報が残ったりしますよね🙄それらの対処も含めた方法についてです。

SearchConsoleをつかう

もっとも即効性があるのはGoogle Search Consoleで削除することです。ページを指定して6か月間検索結果に出てこないよう設定できます。

私の経験では1~2日で検索結果に出なくなりました。最も早い方法だと思います。

注意点は、検索結果に出なくなっても実際には情報はGoogleに残っています。

ページを削除する

消したいページそのものを削除することで、そのページにアクセスすると404エラーが出る状態にします。クローラーが404エラーに気づくと検索結果にでなくなります。

検索できなくなるまでに、数日から数週間に及ぶことがあります。

robots.txtをつかう

こちらは少し時間がかかります。クローラーにrobot.txtを読んでもらって、反映されるのを待つ必要があります。ページ単位やディレクトリ単位など指定することができます。

※ページを残したまま、Googleでの検索を止めることができます。管理画面などはサーバから消すわけにはいきませんからね。

検索できなくなるまでに、数日から数週間に及ぶことがあります。

参照サイト: Google による robots.txt の指定の解釈

metaタグをつかう

metaタグでページをインデックスしないように設定することができます。こちらもクローラーにページを読み込んでもらい、検索結果に反映されるまで待つ必要があります。ページ単位で指定することができます。

<meta name="robots" content="noindex">

※ページを残したまま、Googleでの検索を止めることができます。

検索できなくなるまでに、数日から数週間に及ぶことがあります。

他社サイトの場合

さて、削除したい情報・ページが他社サイトである場合は少々手が込んだ対応が必要になってまいります。

このケースの場合は、Googleに法的根拠を示す方法と、情報源そのものを削除することの二択です。

他社サイトでご自身のアカウントの場合

ご自身のSNSやブログサービスなどの投稿である場合は、一般的には記事そのものを削除、可能であれば下書き状態にします。

Googleにはの情報が残っている場合があります。例えば、下の例のようにGoogleの検索結果のスニペットに情報が表示される場合などです。

記事が削除されれば、数日から数週間経過すれば、通常削除されます。

アメブロのように、SearchConsoleに対応している場合があります。SearchConsoleに対応していれば、設定後上記で紹介したSearchConsoleで削除する方法を試すことができます。

完全に他人のアカウントのページの場合

本人に直接削除を依頼

本人に悪気がない場合など応じてくれる場合が多くあります。本人に直接相談しましょう。

コンテンツプロバイダーに削除を依頼。

食べログ、ぐるなび、ホットペッパー、Rettyなどのクチコミサイトに対しての他人が書いたクチコミに対する対処法はこちらにまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

Googleに削除要請する

Googleに通報することで法的に削除する必要がある場合、対応してくれることがあります。Googleから検索されなくなったとしても、元ページは残り続けることに気を付けてください。

情報発信源を止める場合は、サーバ会社もしくは、SNSなどのサイト運営会社に対応いただく必要があります。

Google からコンテンツを削除する

法的手段で対応する

削除したい内容が法に抵触し、削除要請の権利があなたにある場合、被害者本人に削除要請を行う権利が法的に認められています。

ここでは概略を紹介しますが、実行される際は専門の弁護士に相談のうえご対応いただくことをおすすめします。

ページが削除されれば、数日から数週間後にGoogleからも検索できなくなります。

手順

  1. 被害の証拠を押さえる
  2. 相手を特定する
    1. コンテンツプロバイダに投稿時間やIPなどの開示請求を行う
    2. 接続プロバイダに接続時間とIPアドレスなどを元に契約者情報を開示請求を行う
  3. 被害内容と相手の情報をそろえて警察に被害届を出す。

このような順番になります。最初のハードルとなる開示請求にどうすれば応じてくれるのかという点ですが、「プロバイダ責任制限法」にのっとって開示要件を満たせば、開示する義務が生じるため応じてくれます。

結果的にページが削除されれば、Googleの検索できなくなります。

Googleが対応してくれない場合

逆SEOと呼ばれる手法があります。表示されたくないページの検索順位を下げる手法です。

ただ、こちらは私の専門外なので割愛させていただきます😅

ただ、やりようはあることだけ、ご紹介させていただきます。

まとめ

自身で管理できるサーバであれば手段は多くありますが、他人からのいわれのないクチコミなどに対しては非常にコントロールが難しくなります。

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