ついに旧来のGoogleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス、UA)の計測期間終了のアナウンスが2022.03.16に公式発表されました。GA4は指標など変更点が多く躊躇していた方も多いと思いますが、これを機にGA4への移行を推奨いたします。
発表内容をまとめると以下のようになります。
Googleアナリティクス終了の発表内容のまとめ
終了となるGoogleアナリティクスは、旧来のユニバーサルアナリティクスとなります。ザックリとまとめると以下の通りです。
- 2023年7月1日にユニバーサルアナリティクス(UA)の計測停止。閲覧は可能。数か月以内にサポート終了を発表。
- 2023年10月1日に有償版のGA360も計測停止。閲覧は可能。6ヶ月以降に閲覧等もできなくなる予定。
つまり、少なくとも2023年6月30日までは、これまで通り使用できます。
したがって、2023年の7月以降もGAを使い続けるには、Googleアナリティクス4プロパティ(GA4)への移行しなくてはなりません。
今使ってるGAに関係あるのか?確認方法
このアナウンスは、すでにGoogleアナリティクス4プロパティを使用している方には関係ありません。
2020年10月14日以降にGoogleアナリティクスを新規で導入したユーザの多くは、すでにGA4を利用している可能性があります。2020年10月14日以前にGoogleアナリティクスを導入したユーザは、GA4への切り替えが必要になる場合があります。
GA4とユニバーサルアナリティクスの見分け方
一つはプロパティIDで見分けることができます。GA4の場合は、プロパティIDが数字のみなのに対し、ユニバーサルアナリティクスは”UA-000000000-0″とUAから始まるIDとなっています。

また、上記の様にユニバーサルアナリティクスでは、「ビュー」がありますが、GA4では「ビュー」がありません。
この辺を確認いただき、ご自身のGoogleアナリティクスが今後も利用できるかご確認ください。
必要な対策は、GA4の設定すること
GA4をまだ導入していない場合は、速やかに導入することを強くお勧めします。はじめに留意しておくべきこととして以下の2点です。
- 従来のユニバーサルアナリティクスとGA4は併用できる
- 従来のユニバーサルアナリティクスのコンバージョンなど一部の設定を移行することはできる
- GA4用のタグをサイトに貼る必要がある
- 従来のユニバーサルアナリティクスの計測データをGA4へ移行できない
従いまして、GA4を本格的に活用し始めるのがまだ先であったとしても、GA4の設定だけを早期に済ませて計測し始めておくことを推奨します。
この際注意点としては、これまでのUAの計測データをGA4へ移管することはできません。新規で計測しなおすことになります。
したがって、2023年7月1日以降にGA4で、前年比など集計値を比較したい場合は、少なくとも2022年7月にはGA4の計測開始する必要があります。
具体的なGA4への移行手順をまとめた公式ページがありますので紹介いたします。
まとめ
業界内ではユニバーサルアナリティクスは、早々に使えなくなるとの噂は流れていました。一方で、これまでいくつかのバージョンを何年も利用できていたために、こんなに早くサービス終了の発表があるとは衝撃的でした。
GA4では計測データは引き継がれず、設定完了後から計測を開始するため、これを機にGA4への移管を急ぐことを強くお勧めいたします。
GA4はユニバーサルアナリティクスから大幅に仕様変更されています。すでに設定は既に済ませている方は、使いこなしてみましょう。
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