経営ビジョン策定に役立つ外部環境の未来ネタに関する本の紹介

戦略
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未来は過去~現在の延長線上にあるのはその通りなのだろうが、変化が激しくてなかなか先が読めない昨今です。そんな中、様々な著名人はどう未来をとらえているか🤔

コロナ禍だいぶ落ち着いてきた様子ですが、自宅で時間を持て余すことがあれば、ぜひ気になった一冊から手に取ってみてくださいませ。

通して読むと未来を創造しようとチャレンジしている方々の方向性が見えてきます。自身が関わる事業もどの方向へ進むべきか具体的に見えるようになります。

2025年を制覇する破壊的企業

2025年を制覇する企業を列挙して説明しています。GAFAだけではない11社の注目の最先端ベンチャー企業の紹介。これらのベンチャーが世界をどう変えようとしているかビジョンを解説。投資家が彼らのどんな未来に魅了され投資しているのかがよくわかる。この有望企業の未来像の共通点を3つを絞り深掘りし、2025年を生き抜くためにどうあるべきか事業者及び個人のレイヤーそれぞれにまとめた一冊です。

  • 出版日:2020/11/6
  • 著者:山本康正
  • SBクリエイティブ 

2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望

泣く子も黙る落合洋一氏です。2030年の日本はどうなっているか?2030年のデジタル・イデオロギーを分類すると、情報戦で戦う米国、国策として戦う中国、法と倫理で戦う西欧、2030年のデジタル・イデオロギーでで躍進するインド。この中で日本だけが戦略を持たず著しく出遅れてしまう。そこで日本は法と倫理の西欧型を選ぶことを提案。SDGsはまさに日本の得意分野であり日本の勝機があるという話。

  • 出版日:2019/11/14
  • 著者:落合 陽一
  • SBクリエイティブ

2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ

米国最先端テクノロジーから見る未来についてまとめた本。2030年のすべてを加速させる主要なテクノロジー(量子コンピューティング、AI、輸送ネットワーク、ロボット、VR、AR、3Dプリンティング、ブロックチェーン、材料科学)を解説。それらのテクノロジーが融合・収束することによって加速度的に変化する8つの分野の未来を紹介する。さらにこの先100年の変化に影響を与える5つの大移動を解説した本。

  • 出版日:2020/12/24
  • 著者:ピーター・ディアマンディス, スティーブン・コトラー他
  • NewsPicksパブリッシング

2030:世界の大変化を「水平思考」で展望する

中国が衰退しインド・アフリカの時代が2030年に来る。日米欧は人口減少に向かう中、世界出生人口の1/3をアフリカ人が占め世界人口を爆発的に増加させる時代が到来。世界の労働人口の中心がアフリカに移動し、世界市場およびルールメーカーがインド・アフリカになる時代が来る。そこにテクノロジーの進歩が重なり爆発的なインド・アフリカで起こるリープフロッグが世界を凌駕する。データに基づきテクノロジー・シェアリングエコノミー・通貨の革命が与える未来を描いた本。

  • 出版日:2021/6/16
  • 著者:マウロ・ギレン
  • 早川書房 

2040年の未来予測

テクノロジーの進歩と日本の内部環境の未来を解いた本。6G、IoT、AI、メディアなどのテクノロジーの進化と変化及び、日本の経済、人口動態、国民資産、地方の変化及び、災害・戦争などリスクを解説。これからどのように生きるべきかを説いた本。

  • 出版日:2021/1/8
  • 著者:成毛 眞
  • 日経BP

まとめ

どれも説得力のある未来の内容ばかりです。

しかし、こんなことを言うと身も蓋もありませんが、未来予測はなかなか当たりません。コロナ前にコロナ禍を予測できた人は非常に限られています。ウィルスへの脅威へ警笛を鳴らしていたのは、ビルゲイツぐらいしか思いつきません🙄また、世界でいつ戦争が起こるかもわかりません。

日本に絞って話すと、何年も言われ続けている南海トラフや富士山噴火などの大災害など、間違いなく経済へ強烈なインパクトを及ぼします。

未来は様々な不確定要素に満ちており、この先人生の優先順位だってグラグラ変わるのです。

ただ、未来の様々な話はもちろん参考にしつつ、しかし、計画立てる事だけに神経質になりすぎることがないようにしましょう。事業は実行しやりきることにこそ価値があります。

  • 出版日:2021/5/27
  • 著者:堀江貴文
  • 学研プラス

皆様の自社の事業の事業のお役立てれば幸いです😌

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